心の奥に持っていた思いに蓋をして、社会から求められる形、期待される形を生き、自分の外側に、望まれる自分像を固く鎧のように持って生きてきました。その鎧を守るために強い競争意識と承認欲求を持っていました。そのために、心の内側に常に焦りと、劣等感があり、自己肯定感がありませんでした。この状態がとても苦しく、自分が捕らわれているものの正体を知りここから出たいと長い間切望していましたが、心に鎧を着こんだまま、その鎧を着ているということにも気が付かないまま、一人でもがいてきました。
そんな私が初めてグループレッスンを受けたときに感じたのは、枯渇していた心の場所に、水が注がれて穏やかに満たされていくような、深い安らぎと歓びでした。自分に注目し、自分を頭ではなく心と体で感じることがこれほどの安らぎになることに驚き、魅了されました。
レッスンを通して、自分の心の奥にある蓋をしていた感情と一つ一つ丁寧に向き合ってきました。心が捕らわれているものや、その理由や背景が分かり、相手を許し、自分を許し、自分の決断を認め、自分の人生に納得してきました。見えていた世界が変わり、感じ方が変わり、人との関係性が変わり、価値観が変わり、表情も、体の調子も変わり、私の人生は変わりました。私の心の内側は、温かく潤い、自分を大事に思い、安心して自分受け入れ、好きでいられるようになりました。
今、インストラクターとして、受講者の皆様の変化に感動し、励まされながら、学びを深めています。
心の奥にある自分の本当の気持ちに蓋をして、違和感や苦しさ生きにくさを感じてもがいておられる方が、蓋をしていた自分の気持ちに気付き、自分らしく笑顔で生きていくお手伝いを、精一杯させて頂きたいと願っています。
〜 Yukiko Voice~インストラクター Junko